現在、大学受験英語besでは、二次・私大対策の最中です。
おおまかに、どのような対策がなされているかご説明致します。
まず、共通テストが終わってから、点数を見て…という選び方をしているようでは、当たり前のことですが合格は難しいです。
かなり前から、①共通テストで好成績だった場合、②模擬試験とほぼ同様の成績だった場合、③思うような成績にならなかった場合、
の3通りのシナリオを準備しています。共通テストが終わって、合格判定などのデータが出たら、そのデータを基にして①②③から最終的な志望校決定をします。
共通テスト受験前の段階で、①②③それぞれの場合の対策を80%~90%は終わらせておきます。
③は最悪の事態を想定したものですので、主に①②の対策になります。
対策をそれほどしなくても合格レベルでないと③にはなり得ないのです。
共通テスト前に、①②の対策を80%~90%終わらせておき、共通テスト後に志望校を最終決定したら、残りの10%~20%の対策をします。
志望校が生徒さんによって異なる場合には、クラス授業であっても個別に対応することが多くなります。
私立大学については、共通テスト利用などの制度を活用して滑り止めを確保し、本命、あるいは、本命に準じる大学の最後の対策に全力を尽くします。私立大学受験と並行して国公立大学の二次試験対策をしますので、ある程度は仕上げておかなくてはなりません。
毎年、共通テスト前にほどんど仕上げておき、共通テスト後に再度ダメ押し、のような対策を取り、生徒さんたちは数多くの志望校に合格しています。現在はこのパターンが大学受験英語besの二次・私大対策となっています。
この時期、たしかに受験生は緊張状態に置かれますが、ある程度の対策は既に済んでいますので、淡々と準備をし、受験をし、また対策に戻り、次の受験をして…という日々です。
指導するこちらが慌てたり、緊張したり、焦ったりすると良い結果は出ません。
常に何があっても想定内にしておく。少々のことでは動揺しない。常に備えておく。安心してもらう。
こういうことを心がけた準備をこの時期は特に意識しています。