普段生活をしていますと、時々、「プロだなぁ」と感心することがあります。
その中でも、時々思い出すお話を書きたいと思います。
福岡市内に行くことが時々あります。
急ぎの場合は、博多駅から天神まで、天神から博多駅までタクシーを使うこともあります。
多くの場合は、博多駅からでも、天神からでも住吉通り、あるいは、大博通りを通ります。
ぐるっと右回り、左回りで目的地に向かうことになります。
一度、天神から博多駅まで急いで行きたい時に、タクシーに乗車しました。
運転手さんに『博多駅まで』とお伝えし、道順の希望を聞かれましたので、『お任せします』とお伝えしました。
急いでいると伝えたかどうかは覚えていません。しかし、『わかりました』とおっしゃった運転手さんは、今まで通ったことのない道を、キビキビと進み始めました。そして、あっという間に、どこから出てきたのか、博多駅に到着したのです。料金も今までの料金とは全く違っていた記憶があります。おそらくキャナルシティのすぐ横を通り抜けたのだと思います。
驚いて、感謝の意を伝えました。
『お任せしますとおっしゃったので』と運転手さんがおっしゃいました。
さまざまな経験や知識があってできたことだと思います。
これが本物のプロだ。
そう強く思いました。
あれ以来、その時の道は通っていません。
どの世界でも、本物のプロは数少ないのだなと今でも思い出します。
大学受験英語besも、そんなプロを目指しています。