どの受験でもそうですが、やはりどなたも第一志望に合格したいと思います。
また、何としてでも合格するぞという強い気持ちは、合格に不可欠な要素だとも思います。
その一方で、大学受験英語besはギリギリ合格やとにかく合格などは目指していません。
例えば、高校受験で英語が苦手で、英語以外は得意だったとします。
入試まで日にちもありません。そうすると、場合によっては英語をいったん脇へ置いて、他の4科目合計得点をさらに上げる勉強にシフトする場合もあるのではないでしょうか。
入試戦略上は、合格するという目的のためには有効な作戦かもしれません。
しかし、大事なことは、その生徒さんは、高校合格後、その高校で新たな学びを開始するということです。
英語が程度の差はあれ苦手だということは、高校入学後、英語で苦労する可能性が高いということです。
しっかりと勉強できなくて、英語の成績が上昇しない場合は、大学受験で大きなマイナスになりかねませんし、指定校推薦などの推薦入試でも英語が足を引っ張って難しくなるかもしれません。
短期的には、作戦が有効で、「合格」のためには正解だったかもしれません。
しかし、長期的観点で考えると、その作戦は正解だったのでしょうか。
非常に難しい問題です。
大学受験英語besは、そういった理由もありますし、合格をより確実にするためにも、「できるだけ高い得点での合格」を真剣に希求しています。
少なくとも、大学受験英語besの生徒さんの多くは、この考え方に共感していただいているように感じています。