大学受験英語besでは、夏期講習を無事に終え、通常授業に戻りました。
受験生のみなさんは、大変な状況の中、受験勉強に精を出しています。
授業の中身はもちろん大切ですが、それ以上に生徒さんがどの位理解できたか、どの位吸収できたかはさらに重要です。
最近特に配慮していることは、よくわからないことを、『わからない』と言える雰囲気作りをするということです。
もし、『わからない』と言いにくい雰囲気であれば、その疑問は疑問のままで解決せずに先に進むことになります。
『わからない』とさっと言えたら、その場で解説、あるいは、別に機会を作って解決できます。
解決できれば、その理解は後々その生徒さんの実力に変化していきます。
『わからない』を放置したままで、どれだけたくさん長文を読んでも、解説を聞いても、実力は付きません。
そればかりか、費やした時間やエネルギーが効率的に使われなくなってしまいます。
あるクラスでは、そのことをお伝えして、授業の内外で、いつでも『わからない』と伝えられる雰囲気改めて取り組みました。
生徒さんも、話を聞いて、わからないところを、『わからない』と質問することの重要性に気が付いてくれたようで、質問が増え始めました。こちらも、どこがわかって、どこがわからないのかがわかり、解説の質も上がります。
質問の内容を聞いていますと、彼らもだんだんレベルアップしていることも実感できます。
質問の重要性に気が付いてくれたこのクラスは、ギアが一段上がりました。
明らかに、授業の理解力、吸収力が上がりました。これによって、この先の彼らの英語力上昇の傾きは、これまでの傾きとは違った角度になりました。後は、継続させて、反復していくだけです。
非常に楽しみなクラスになりました。
生徒さんたちの一生懸命な気持ちが伝わってきます。
この先が非常に楽しみです。
大学受験英語besでは、なんでもかんでも質問すればいいという塾ではありませんが、わからない時に、しっかり『わからない』と言えて、それをしっかり受け止める、そういう塾でありたいと思っています。