中高生の多くが、ずっと黙ったまま単語を覚え、黙ったまま英文を読み、黙ったまま理解しようとしているのではないでしょうか。
しかし、語学とは本来、音と切り離せないものです。
多くの中高生が音を使わずに勉強しているため、単語がなかなか覚えられない。
リスニングも苦手で、英作文もうまく書けない。
長文も時間不足になりやすく、最後まで解き終わらない。解き終わっても、自信を持って答えられる問題が少ない。
語学の習得は、多くの場合「音」から始まっているのではないでしょうか。
私たちは生まれてから、毎日のように周囲の言葉を聞き、その音を少しずつ身につけていきます。
決して、最初から教科書や単語帳を見て覚えるわけではありません。
ですから、単語を覚える時も、ただ目で眺めるだけより、実際に声に出した方が定着しやすいことが少なくありません。
自分の口で発音し、自分の耳で聞く。その往復があるからこそ、記憶に残りやすくなります。
にもかかわらず、多くの人が、語学をずっと黙ったまま勉強しています。
不思議なことです。
もちろん、英語の勉強には、静かに考えなければならない時間もあります。
文法を理解する時、英文の構造を整理する時、黙って丁寧に考えることは大切です。
ただ、その一方で、ずっと黙ったままでは足りないのです。
覚えるべきことは、声に出して覚える。
発音して、聞いて、確認する。
そういう小さなことを軽視しないことが、後々大きな差になります。
大学受験英語besでは、こうした一つ一つの基本をとても大切にしています。
派手な裏技ではありません。
けれども、単語をどう覚えるか、どこで声を使うか、どこで反復するか、そういう細かな積み重ねが、最終的に大きな差を生みます。
英語が高いレベルに到達する生徒さんは、特別な才能だけで伸びているのではありません。
こうした小さなことを、軽く見ず、丁寧に積み重ねているのです。
語学なのに、なぜ黙ったまま勉強するのでしょうか。
もし今、単語がなかなか覚えられない、勉強しているのに身につかない、と感じているなら、一度そこを見直してみてください。
声に出すこと。聞くこと。反復すること。
それだけのことが、結局はいちばん強いのです。