数年前の生徒さんが、全国最大規模の模試で英語の筆記で満点を取るに至ったプロセスをご紹介いたします。
この話は「努力の積み上げがどれだけ力になるか」を象徴する一例でもあります。
入会されたのは、高2の冬頃だったと思います。
英語が大好きで、得意ではあるものの、あと一歩伸び悩んでいるという状況でした。
面談に来ていただいた後、いくつかチェックテストをした結果、強化ポイントがはっきりしました。
丁寧に説明して、「急がば回れ」で、まずはその部分を徹底的に固めようとお伝えしたことを覚えています。
非常に素直で頑張り屋さんだったこの生徒さんは、最初は少し苦労したかもしれませんが、すぐに適応し、ペースを掴んでグングン実力を付けていきました。質問も積極的でしたし、単語テストなども妥協しないようにとお話ししましたが、見事にこちらの期待に応えてくれました。
成績の大きな伸びを確実にしたと思ったきっかけは、高校内容の英文法を学習した時のことです。
「掛け算の九九のように使いこなせるようになる必要がある」「飽きるまでやる、飽きてもやる」などの言葉をお伝えしたと思います。
積極的に取り組み、知識が定着しているかを時々チェックしましたが、確実にモノにしていることがよくわかりました。
そして高3の秋。
成績表をご持参いただき、見せてくれました。
「1」という数字が見えます。「学年一番?」「何の一番?」と思い、得点を見ると、「100」と書いてあります。
筆記の点数が100点で、全国で順位が一番だったのです。
これにはさすがに驚きましたし、称賛の言葉を送りました。
非常にうれしそうな表情を見せてくれました。
頭が良いとか、英語が得意だからではなく、「ここまで徹底した努力を最後までやり抜いた」から、ここまで到達したのだと思います。
さらに嬉しかったのが、体験記の中に「飽きてもやる」というフレーズが入っていたことです。
「飽きるまでやって、飽きてもやった」からこそ、この生徒さんの英語がそのレベルまで達したのだと思います。
大学進学後も英語を頑張り、大学1年生で初めて受験したTOEICも800点を超えたとの報告もいただきました。
素直に、徹底的に大学受験英語besで勉強すれば、ここまで到達できることを知っていただきたいと思い、
今回ご紹介させていただきました。
この生徒さんについて、さらに詳しく知りたい方は、
こちらの体験記もご覧いただければと思います。