大学受験英語besでは、大学に合格した先輩に、授業に来てもらってお話をしてもらうことがあります。
毎年ではありませんし、全てのクラスで実施している訳でもありません。
ある年、ある国立大学医学部に現役で合格した先輩が授業に来てくれました。
生徒さんにいろいろお話をしてくれた最後に、
『こんな感じで、私は6年間頑張ってきました』
と仰いました。
その時の生徒さんの何名が6年間という言葉をキャッチして、どのくらいの生徒さんがそのことについて思いを巡らせたかは定かではありません。
しかし、私は聞き逃しませんでしたし、非常に心に残りました。
以前、『積み重ねが非常に大切で、積み重ねが全て』というようなブログを書かせて頂きました。
センター試験の傾向が変わっても、難易度が変わっても、センター試験が共通テストに変わって、大きく出題傾向が変化しても、グラグラせずにしっかり結果を出す人は、しっかりとした積み重ねがある受験生ではないでしょうか。
あっという間に仕上げた学力は、想定通りの出題がされないと、大きく崩れてしまうような感じがします。
しっかり積み重ねられた学力は、少々のことがあっても微動だにせず、確実に結果を出すのではないでしょうか。
最近の受験生のみなさんを見ていても、長い期間をかけて、地道な積み重ねが基礎にある学力は強い。
そう強く思います。