高校入試の合格、不合格は、中学3年生にとっては、かなり大きな節目であるのはいうまでもありません。
合格してとても嬉しい。
不合格でとてつもなく悲しい。
大学受験という観点から見た場合には、どちらの感情も心にしまって、次の目標をできるだけ早期に考え始めることが大切だと思います。
合格された方に、大学受験英語besから申し上げたいことは、合格おめでとうございます。
次の目標に向けて新たなスタートを切って下さい。
ということです。
合格できなかった方へ、大学受験英語besから申し上げたいことは、残念でしたが、この結果を将来振り返った時に、あの残念な結果があったからこそ、今の自分があるのだと思えるような3年間を送るべきではないですか、ということです。
中学3年生にとっては、どこの高校に進学するかは一大事ですが、将来どこの大学に進学するか、大学に進学できるかできないかは、自分の人生まで大きく左右します。
上手く行かないことがあるのだと早い段階で気が付いたことは、もしかすると、二度とこんな思いはしたくないという強烈なモチベーションになり得ます。また、そういう風に持って行くべきです。
私は、中学3年生の時、公立高校に合格し、非常に嬉しい思いをしましたが、その後の高校生活は悲惨でした。
合格したからといって、決して人生バラ色ではないのです。
合格できなかったからといって、お先真っ暗では決してないのです。
結果は出ました。その結果は変わりません。
しかし、その結果をどう受け止めるか、その結果から何を学ぶか、その結果をこれからにどう活かすかは全て自分の考え方次第です。
高校入試は、大きな節目ではありますが、人生の全てではありません。
合格したら気持ちを引き締め直し、合格できなかったら悔しい気持ちをモチベーションに変換して、次のステージへ向けて一刻も早くスタートしなければなりません。
『高校入試は、後から振り返ると、通過点』なのです。