大学受験英語besが提供しているものは、英語の力です。
英語の力と言っても、直接力を提供しているのではなく、提供させて頂いているのは情報であり、言葉ということになります。
昔、大変お世話になった上司に、『形のないものを提供しているのだから、そのことは決して忘れずに授業を担当しなさい』
と指導を受けました。何気なく授業するのと、我々が提供しているのは言葉なのだと意識して授業するのとでは、同じ言葉でも何か違いが生まれると感じたことを今でも覚えています。
我々が提供しているものは、言葉だとしっかり認識して授業にあたると、今度は、その言葉が生徒さんに正確に、しっかりと伝わったかどうかがとても気になります。
一生懸命に話をしても、生徒さんの心に刺さらない、擦りもしない。
そんな講師にはなりたくない。そんな講師では意味がない。
心にしっかり刺さる言葉を伝えられる人間になりたい。
そう意識して準備をしてきました。
言葉選びをしているだけでは足りないと思っています。
言葉以上の何かが必要です。
生徒さんは、目の前の講師の全てを見ていて、一瞬で鋭く見抜いてしまうこともあると思います。全てを見ても、それでもついて行こうと思われる存在になるには、言葉以上の何かをこれからもずっと探し続けなければならないと考えています。