試験に合格することでいったん終了、もう大丈夫と生徒さん本人も周囲の人たちも思うと思います。
数年前から、大学入学後に、大学の授業が難しいと感じているとか、大学での成績が悪くて退学してしまったという話をよく聞くようになりました。
文系理系を問わず、こういうケースは増えたと個人的には感じています。
英語の文献が全く読めずに苦労しているですとか、大学で進級できずに留年した、退学した、退学して別の大学の別の学部に入り直したが、そこでもついていけず退学したという話さえ聞きます。
送り出す側から見ると、授業で毎週接していると、だいたいその人のその時点での実力、英語力がわかります。
大学入試も多様化しましたが、このままの学力で、あの大学に進学して大丈夫なのか?と感じるケースも本当に増えました。
大学生活、特に学業面においては、ある程度の学力、少なくとも周囲の人たちとそんなに違わない学力を身に付けていないと、授業が楽しくないばかりでなく、進級・卒業も難しくなるとここ数年、ずっと感じてきました。
besでは、『きちんと大学生活を充実させ、次のステップに進んでいける』学力養成を、大学入試合格と同様に重視しています。
せっかく合格したのに、周囲との学力差に悩んだり、進級できないかもと不安になったり、実際そういう状況に追い込まれるのでは、合格がその生徒さんにとって、本当に良いことだったのかもわからなくなってしまいます。
自信を持って進学できる。そういう状況で大学に入学してもらいたい、そして思う存分充実させて欲しい、そう思います。
besの目指すレベルは、『間違いなく合格する』レベル、そして、できるだけ学力を磨いて『上位で合格する』レベルです。こうすることによって、合格率そのものも高くなると思いますし、入学後も充実すると思います。
とにかくどんな方法でも合格すればよい、何とか定員の中に入りたい、という気持ちを持つことは、長期的にはその生徒さんにとって、上記のような状況を引き起こしかねません。
上位での合格を目指し、自分を磨き、自分の未来を大きくしていきませんか。
そんなことを日々意識して授業をしています。