福岡県の公立高校入試が、無事に終わりました。
受験生のみなさん、そして支えてこられた保護者の皆さま、本当にお疲れさまでした。
自己採点を終え、合格できているのか、それとも……と、今は心が落ち着かない時間の中にいることと思います。
結果が出るのは合格発表の日です。
それまでは誰にもわかりません。今は一度、受験のことは横に置いて、自分自身の頑張りを労ってあげてください。
■合格発表の「その後」が、本当のスタート
合格発表の日。そこにはさまざまなドラマがあるでしょう。
しかし、教育者として私が最も大事だと思っているのは、「合格発表の、その後」です。
合格した人は、心から嬉しいでしょう。本当におめでとうございます。
でも、いつまでその喜びに浸り続けますか?
合格できなかった人は、非常に辛いと思います。
自分を責めることもあるでしょう。
でも、いつまで「辛い、不幸だ」と言い続けますか?
出た結果は、もう変わりません。
しかし、その結果に「どんな意味を与えるか」は、これからのあなたの行動次第で、いくらでも変えられるのです。
■「天国」を地獄にする人、「不合格」を糧にする人
合格したら天国、不合格だったら地獄。そんなことはありません。
合格したとしても、そこはゴールではありません。
間もなく、同じように熾烈な競争を勝ち抜いてきた同級生たちとの、新しい戦いが始まります。順位がはっきり示されたとき、天国だと思っていた未来が、一転して地獄に変わる人もいます。
一方で、不合格という苦い経験をしたとしても、
スパッと気持ちを切り替え、3年後の大学受験を見据えて猛然と努力を開始する人がいます。
もし3年後、憧れの第一志望大学に合格できたとしたら、その不合格は「あの時の悔しさがあったからこそ、今の自分がある」という、最高の成功体験に書き換えられます。
合格に安心して立ち止まってしまうのか。
不合格に絶望して動けなくなってしまうのか。
どちらも、結果に「意味」を与えられていません。そういう人は、3年後の春にまた、悔し涙を流すことになります。
■大学受験という、より過酷な現実
大学受験は、高校入試とは比較にならないほど厳しく、残酷な現実が待っています。
どんなに進学校であっても、半分以下の順位では、憧れの大学への道は非常に険しくなります。
毎年、真剣に大学受験に向き合う中高生や高卒生と向き合っていると、その過酷さが身に染みてわかります。besには、学年トップ10の生徒もいれば、半分以下の順位で困り果てて相談に来られる方もいます。
■すでに、新しい競争は始まっています
今日もbesの教室では、中高一貫校に通う中3生たちが授業を受けていました。
彼らはすでに、高校英文法の全範囲をほぼ終えています。
大学入試では、こうした「先を行くライバル」たちと同じ土俵で戦い、勝たなければならないのです。
合格発表を待つこの数日間。
少しだけ羽を伸ばしたら、できるだけ早く「3年後」へ意識を向けてみてください。
具体的に何をすべきか考え、新たなチャレンジを始めてみてください。
その瞬間に、あなたの公立入試の結果が「合格」であれ「不合格」であれ、その経験に輝かしい意味が与えられます。
皆さんが、3年後に見事な花を咲かせるための第一歩を、力強く踏み出されることを願っています。