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県内No.1中高一貫校の英語テストを拝見して、改めて感じた“良問”の条件

Date:2025年10月23日 / Category:雑感

※9月に「県内No.1の中高一貫校など、各学校の定期テスト問題を拝見して改めて思うこと」という記事を掲載しましたが、今回はその中でも特に印象に残った、県内No.1中高一貫校の英語テストについて触れたいと思います。

 

英語の指導を通して、さまざまな中高一貫校のテスト問題を拝見する機会があります。

 

すべての学校の問題を分析しているわけではありませんが、特に印象に残る問題は、生徒さんと一緒に考え直す機会を設けることもあります。

 

先日、県内No.1中高一貫校のテスト問題を拝見しました。

①基礎をとても大切にされていること、②単なる暗記では得点できないよう練られていること、③複数の基礎事項を組み合わせて応用発展を促す構成になっていることなど、毎回ながら深い設計意図を感じさせられます。

 

全国の難関大学に多くの合格者を輩出される学校の問題は、学力の土台をどう生かすかを丁寧に問う「良問」が多く、こちらも大いに学びをいただいています。

 

さまざまな学校のテストを拝見してきた中で、「難問を出すこと」や「大学入試問題を持ってくること」と「良問を作ること」は、まったく別であると強く感じます。

 

やはり、確かな実績をお持ちの学校ほど、教育理念が問題設計の中に自然と息づいているように思います。

 

市内の難関中高一貫校の問題も同様で、授業の積み上げがしっかり反映されていると感じることが多くあります。
こうした問題を設計されている先生方には、心から敬意を抱かずにはいられません。

 

このような実績校の問題には、
①基礎力を出発点に、②発展的思考を促し、③複数概念を融合させる、という共通点があります。

生徒さんには、「基礎を生かして考える力こそが真の学力」であることを、こうした機会を通して伝えるようにしています。

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