先日共通テストが実施されました。
数年に一度、難易度が突然上がったり、傾向が変わったりし、その度に、「最後まで解ききれなかった」「傾向が全く違って焦ってしまった」などをあちこちで耳にします。
こういった事態は数年に一度、必ず起こります。
しかし、そういった事態になっても、難関大学、難関学部の合格者が減るわけではありません。
本物の実力を身に付けられれば、傾向や難易度の大きな変化にもしっかり対応して、難なく英語で高得点を取ることができると思います。
共通テストでの実力には大きく2つの要素があると考えています。
1つ目は、予想外の傾向や難易度になった場合のメンタルコントロールです。
受験生のみなさんは、入試本番では極度の緊張状態にありますので、傾向や難易度が大きく変化した時には、かなり動揺するようです。
しかし、傾向や難易度の変化は必ず起こることですので、どう対処するかを、予め頭の中に入れておく必要があります。
2つ目は、どんなに難易度が上がっても、どんなに傾向が大きく変化しても、英文を読み、文章の意味を理解し、問いに答えることができる揺るぎない実力を養成することです。
どんなに難易度が上がっても、どんなに平均点が下がっても、90%、95%の得点を取る人はいます。
自分がその人にならない限りは、難易度や傾向の変化に翻弄され、目標としていた志望校合格は夢で終わってしまいます。
90%、95%を取る人になるための努力は、当然中途半端なものではありません。
また、指導者の言葉に素直に耳を傾ける謙虚さもとても大切です。
特に、謙虚さは、英語のネイティブではない我々が一定程度以上の英語の実力を身に付けるには必須の素養だと感じています。
この2つを、かなり何年も前から意識して授業してきました。
おかげさまで、特にここ数年、難易度や傾向の大きな変化に振り回されることはありません。
もちろん、若干の点数の上下はありますが、
大学受験英語besでしっかりと頑張って来た生徒さんの共通テストは安定しています。
今後もさらなる変化、さらなる難易度の上昇も可能性として頭に入れながら、大学受験英語besの全ての生徒さんに、「besに入って良かった」と思ってもらえるよう、万全の準備をして送り出し、結果につなげたいと強く思っています。