高校生になると、部活動や生徒会などさまざまな勉強以外の活動も盛んになり、キャプテンや役員などを任される生徒さんもいます。
それが原因で以前のように時間の確保が難しくなり、両立に苦しむ生徒さんもいます。
ある生徒さんは、かれこれ一年くらいは何とか両立させたいと思いながらも苦しんでいました。
以前確保できていた時間が10あるとしたら、7でも8でも足りないと感じてしまい、それがストレスになっているようでした。
私もどんな言葉をかけようかとさまざま考えましたが、「今、できることに集中して、可能な限りの努力を諦めずに継続できれば、忙しい状況から解放されると一気に成績は元に戻る。だから、決して諦めることなく、可能な限りの努力を精一杯して欲しい。」という内容でした。
それからは、授業の前後や授業中の様子を見ていますと、必死で頑張っている様子がよくわかりました。
思うように時間が確保できないストレスフルな環境での勉強継続はかなり大変だったと思います。
中間テストが終わり、成績表が渡されたようです。
元々の成績まで、あとほんの一歩のところまで戻ってきていました。
まだまだ忙しい最中です。
素晴らしい頑張りだなと感心しました。
この生徒さんは、時間がない中でも最善を尽くすことを学びましたし、そんな苦しい状況で結果を出すということも経験しました。
もう怖いものはありません。これから、どんどん伸ばしていき、これまでの成績のさらに上まで行くと思います。
苦しい状況を乗り越えたことで、これまで以上の結果にたどり着ける可能性までものにしました。
大学受験英語besには、こういう素晴らしい生徒さんが非常に多いのは間違いありません。
同じ教室で授業を受けると、良い影響になるのではないでしょうか。
また、他の学年でも、「こんなすごい先輩がいるよ」とお話ししますと、生徒さんは目を輝かせます。
他学年の生徒さんにも、非常に良い影響になると感じています。
この生徒さんの頑張りと、再び成績を上昇させ、結果を出したことを非常に嬉しく思いました。