大学受験英語besは、毎年受験生とともに大学受験で合格するために努力をしています。
この時期は私立大学の入試もあり、国公立大学の入試直前期でもあり、受験生にとって非常に重要な時期です。
毎年彼らと一緒に勉強していますと、ふと、この時期は彼らが最も大きく成長する時期でもあるのではないかと思い始めました。
私立大学を何校か受験し、合格・不合格の結果を受け取り、国公立大学は出願を済ませ二次試験はどんどん近づいてくる。
合格すれば自信が付きます。不合格になれば落ち込みます。国公立を受験する人は、私立大学の結果で一喜一憂していては二次試験では合格できませんので、気持ちを切り換えて努力を継続させます。
自分は合格できるのか。自分は進学できるのか。自分は第一志望校に合格できるのか。結局滑り止めで終わるのか。
自分の未来はどうなってしまうのか。
こんな葛藤の中で必死に努力を続ける彼らは、間違いなくこの時期一番大きく成長していると感じます。
この時期を10代の終わりに経験することは、今後の彼らにとって、非常に大きな経験ではないでしょうか。
保護者様も非常にご不安になられると思います。できれば、そんな時期は遠慮したい。
しかし、大学受験は、まさに今、この時期が一番大切な時期です。
この時期を経験せずに進学するのは、『かわいい子に、旅をさせないまま』送り出すのに等しいと感じます。
大学受験英語の塾ですので、そういう立場だから、こういうことを申し上げている部分もあるのかもしれませんが、今のこの時期、必死でもがき苦しみながら前進している彼らは、大きく成長しているということだけは、言えるのではないかと強く思います。