大学受験英語besにおいて、質問は非常に大切なものです。
質問が出るということは、その生徒さんが考えたということです。前進している、頭を使っている何よりの証拠です。
もちろん授業ではできるだけわかりやすくを心懸けていますが、全員にとって100%の授業なとあり得ません。疑問に思ったり、これでいいのかなと確認したい気持ちになったりするものです。その時に、でもやっぱり・・・ではせっかくの成長を阻害することにもなりかねません。
besでは同じ質問を何回してくれても大丈夫と話をしています。
一回目で納得いかなければ、二回目。二回目は違う角度から説明を試みます。それでもダメならまた別の角度から。
そうしていくうちに、生徒さんの表情が変わってきます。だんだんわかってきた、納得が近づいてきた。霧が晴れていく瞬間は生徒さんの表情に現れます。
そうして掴んだ理解は決して消えません。自分のものになるのです。それが実力に結び付いていきます。
大きく成長するための必要なプロセスであるとも言えると思います。
また、質問の内容によって、今、その生徒さんが何を勉強していて、どの段階にいるのかが正確に把握できます。
クラス授業では、こちらからの発信が多いですので、生徒さんの現状を把握するには授業中の表情や、こちらが発する質問、成績表に頼るしかありません。しかし、質問をしてくれれば、その生徒さんがどういう状況で何を必要としているのかがピンポイントで正確に把握できます。
生徒さんの現状を把握できれば、そのクラスの授業にフィードバックできます。毎年全く同じ授業などありません。
毎年、参加者全員の状況をできるだけ把握しながら、そのクラス独自の授業が実施されるのが大学受験英語besです。
以上の理由で大学受験英語besでは、質問をとても大切にしています。
できるだけ質問しやすい環境にするよう心懸けています。