「もう1回、赤司先生に英語を習いたい。」高校三年の9月下旬、娘が私に相談してきました。「何を言っているの。」私がこう答えたのには理由がありました。娘は中学三年生の時にbesに入塾しました。
高校に入って勉強が大変になり、しないといけない日々の課題、部活と急に忙しくなったので段々、besの確認テスト、復習が疎かになっていきました。反抗期もあり、私が言うと逆効果。この繰り返しが何度もありました。
その都度、先生にご相談させていただき、娘の態度が悪く先生に何度もご迷惑をおかけしました。高校生になると好きな数学に時間をかけることが多くなりました。高校一年生の十月に「besを辞めたい。」と言ってきました。
私は英語の必要性を考えるとこの時期にやめることに反対しましたが、娘の意思は固く、先生にわがままを聞いていただきました。自分で英語の勉強をすると言った娘の成績は伸び悩んでいました。
娘は高校3年生になり、辞めたことへの後悔の気持ちが強くなっていたようにも見受けられました。二年後の九月下旬、娘は先生に「もう1回、私に英語を教えてください。」と電話をしました。
私は先生にお断りをされると思っていましたが、先生は一度辞めた娘に優しく、真剣に話を聞いてくださり、今時点の成績の分析、志望大学の過去問についても詳しく教えてくださいました。
とにかく時間がないので、オンライン個別指導コース(週6回)をご紹介いただき、赤司先生、個別指導の先生と娘の志望大学にむけての本気の受験勉強が始まりました。
個別指導の先生には、五大文法の復習、過去問、確認テスト等を毎日丁寧にご指導いただきました。また、娘のスケジュールに合わせていただき、夜遅いスタートの日も快く対応していただき感謝しかありません。
オンラインでの個別指導は、先生が娘のつまずいているところを重点的に教えていただいたり、娘も分かるまで質問することができたことが一番良かったことでした。
10月からの娘の勉強ぶりは、今まで見たことがないくらい全ての時間を英語に費やし、食事の時間も車の中も単語や長文のテキストを見て、どんなに遅くなっても復習を欠かさずしていました。
勉強する姿は以前のように義務的ではなく、自分から学ぼうとする姿、志望大学に合格したいと思う強い気持ちが見られました。がむしゃらに英語の勉強に励む娘を見て、親としてやる気になるまで待つことの大切さを考えさせられました。
娘はこんなにきつい思いをするなら、besを辞めなければよかったと思っていたようです。
受験後も医療英語をしっかり勉強して大学生活を始めたいと3月まで先生に教えていただきました。今は、英語の長文が読めるようになり、苦手意識もなくなったように思います。
娘にもう一度besで学ぶ機会を与えてくださった赤司先生、夜遅くまで毎日丁寧に教えてくださった個別指導の先生のお陰で志望大学に合格することができました。心から感謝いたします。