私は中学三年の春にbesに入塾しました。入塾時は、授業の復習、確認テストに向けて勉強をするのに精一杯でした。私は、学校の勉強と部活、besの復習を両立することが上手にできず、イライラすることもありました。とにかく学校の成績を上げたいと思っていた私は、besの復習の時間、確認テストにかける時間が減っていきました。
母親から「確認テストの勉強できてる?」と言われるのも嫌で、何度も反抗しました。このような気持ちで勉強するので、なかなか前向きになれず高校一年生の秋に親から反対されましたが、besを辞めることにしました。高校三年のテストでは英作や読解で思うように点が取れず、模試では英語が足を引っ張り偏差値がなかなか伸びませんでした。
besを辞めなければよかったと思う気持ちと焦りや不安が募るばかり。なかなか志望大学も決まらず、悩んでいました。高校三年生の9月下旬、やっと志望大学が決まったが、私の英語の成績では難しいと思い、「もう一度、私に英語を教えてください。」と赤司先生にお電話しました。
次の日に先生にお会いしてお話をしましたが、「笑顔でbesを卒業してもらうのが先生の目標だから。」と何度も優しく言っていただきました。先生に今までの成績を見ていただき、個別指導の先生にオンライン指導をしていただくことになりました。
初めの授業での5大文法のテストでは、自分が苦手と思い避けていた部分やできると思っていたが抜けていた部分を明確にすることができました。毎日の授業では、先生が1つ1つの問題に対して答えを導く考え方や過程を詳しく説明してくださり、解くときのポイントもとても丁寧に教えてくださいました。
始めは焦りがありましたが、毎日先生と授業をすることで何をしなければいけないのかが明確になりました。問題量をこなすと質問や疑問も多くなり、その都度先生に分かるまで教えていただきました。個別指導の先生は、大学生だったので話しやすくほどよい緊張感で授業を受けることができました。
毎日の授業が遅くなっても、復習を欠かさず、先生から言われたことは必ず行い、登校前は確認テストの勉強、隙間時間では英単語、お風呂の時間はアクセント等、とにかく不安な気持ちを消すように勉強しました。始めは、過去問を解いて単語は何となくわかっても、内容理解ができていないため正誤問題の正解率が上がらなかったが、授業の回数を重ねるたびに長文も読めるようになりました。
英語が楽しいと思えた瞬間でした。先生のお陰で、besを笑顔で卒業することができました。1度besを辞めてしまいましたが、辞めてからの後悔の気持ちから自分に何が必要なのかが分かりました。再度、入塾をさせてくださった赤司先生、夜遅くまで毎日授業をしてくださった個別指導の先生に感謝します。ありがとうございました。