naysayer とは、「いつも反対する人」と辞書に書いていますが、impossibleだとか、can’t、No、などという否定的なことをいつも言ってる人のことです。
あるアメリカの有名俳優さんが、さまざまなことを成し遂げ、若い人にアドバイスということで講演している時に、表題の言葉を言っておられました。
絶対にnaysayersの言葉をそのまま受け止めてはダメだ。
impossibleと言われたらpossibleだと思いなさい。
can’tと言われたらcanだと思いなさい。
Noと言われたらYesだ…。
先日、ある生徒さんが進路のことでかなり厳しい言葉を投げかけられたようです。
まだまだ大学受験まで何年もある生徒さんに、あまりにも厳しく、未来を真っ暗にしてしまうような言葉だったようです。
このnaysayerの話をすぐに思い出しました。
成績表を見て、「受かるわけない」「〇〇大学なんて無理でしょ」というのは、非常に簡単で誰でもできることです。
そうではなくて、「どうすれば合格するのか」「どう頑張ったら合格できるようになるのか」「どこを改善するべきなのか」を我々はお話しするべきではないか、そういつも思っています。
「無理だ」「不可能だ」…
そんなことは、誰でも言えます。何の努力も能力も必要ない。
「どうすれば合格できるのか」をお話しするには、さまざまな努力が必要です。
我々はこの努力をすることが仕事だと思うのです。
また、せっかく憧れの大学ができて、勉強頑張ろうと思っている中高生に「無理だ」「合格なんてできるわけない」と言って、何の意味があるのでしょうか。
彼ら、彼女たちの未来を潰してしまう可能性すらあります。
Don’t listen to the naysayers.
です。決して決してnaysayersに耳を傾けたり、まともに受け取ったりしてはなりません。
もちろん、憧れの大学と現在の努力が全く釣り合っていなければ、「全く釣り合っていません」とは申し上げます。
しかし、可能性を潰してしまうような発言は厳に慎むべきですし、何の根拠もありません。
「この状況から合格したら、最高に楽しいよね。だから頑張ろう」と声をかけました。
Don’t listen to the naysayers.
みなさんの周囲にもnaysayerがいるかもしれません。
ぜひ覚えておいて下さい。