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遅刻大魔王

Date:2018年2月23日 / Category:雑感

昔の生徒さんのお話です。

 

とにかく彼は、授業直前、あるいは、授業開始直後にやって来る。

平然とした表情でやって来る。

最初はやる気を疑った。しかし、言われたことは完璧にやって来る。

やる気がないわけではない。帰るのも一番早い。授業が終わった瞬間には荷物を持って教室を出ようとしている。

最初は理解に苦しんだ。

 

 

だんだんわかってきた。

彼は、究極に時間を無駄にするのが嫌なのだ。1つが終わったら次、それが終わったらその次。頭の中は次のことでいっぱいなのだ。終わったことは終わったことなのだ。

 

そのうち、愛称として『遅刻大魔王』とあだ名を付けた。ギリギリ間に合う回数と、若干の遅刻だと、遅刻の回数の方が多いと感じていたからだ。クラスの全員が、私の気持ちをわかってくれていたと思う。本人はこの愛称は知らなかった。

 

高校2年の秋だったと思うが、彼は英語の全国偏差が86を超えた。

彼の授業に対する熱意には疑う余地はない。しかし、ほんの一分二分の遅刻は続いた。

私は、根負けして、これは彼の個性だと考えることにした。

 

いろいろあって、ある大学に入った。

その後、法科大学院も無事に優秀な成績で卒業し、一発で司法試験に合格。

現在は大阪で弁護士の先生としてご活躍だ。

 

彼が大学生の時から、数年に一回会う機会がある。

大学生になってすぐ、『遅刻大魔王』のあだ名について初めて話した。

彼は、誰からも聞かされていなかったようで、大声を上げて笑ってくれた。

 

弁護士の先生になってからも先日お会いしたが、『遅刻大魔王』の話になって、また大笑いした。

 

あだ名に大魔王が付く人も珍しいが、彼は、いろんな意味で大物だから、大魔王も悪くないと思う。

彼も気に入ってくれている。

 

何が言いたいかというと、遅刻しないってことは大事なことだが、受験勉強で大事なことは、時間のメリハリだ。

授業が終わって、サッと帰る人、いつまでも教室でダラダラやっている人。

 

遅刻はもちろん良くないが、ダラダラやっているのは、受験勉強上一番悪い。

時間こそが最も大切なものであり、その時間を無駄にしているからだ。

時間を無駄にするくらいなら、遅刻大魔王のようにギリギリまで時間を大切にする姿勢も、時には学んで良いと思う。

 

 

※大学受験英語besでは、遅刻は厳禁です。念のため。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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